東海高等学校総合体育大会バレーボール競技 結果
6月18日19日に愛知県岡崎市で行われた表記大会の結果です。三重高校女子が準優勝を飾りました。
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<大会所感>
男子:松阪工業高校
2回戦、愛知県の星城高校との対戦。第1セット序盤から相手のクイックや高い打点からのスパイクに対応できず、徐々に点差をつけられてしまう。途中コンビバレーで応戦するも相手のブロック、堅実なレシーブに阻まれ第1セットを落としてしまう。第2セットは一進一退の展開となるが、中盤以降相手の強力なサーブ、コンビバレーで徐々に点差が開いていった。終盤サービスエースやバックアタックなどで追い上げるも最後は相手に押し切られ悔しい敗戦を喫した。
男子:三重高校
三重県3位として臨んだ東海総体。慣れない会場の大きさに、コートに立つ選手たちも緊張の様子。大会第一試合ということもあり、サーブミスから始まる浮き足だったゲームの入りとなった。天井も高く奥行きも広い体育館で、感覚が掴めないせいかレセプションやパスが安定せず、単調な攻撃が多くなり、そこを相手にキッチリと対応された。
第2セットでは、相手校の強打に圧倒されながらもブロックとレシーブの連携ができる場面も増え、WSがブロックアウトで点数を重ねることができた。5回のメンバーチェンジを使い、総力戦で戦ったが、消極的なプレーを解消できなかったのが大きな敗因と言えよう。全員でつなぎ、追いつくところまではいったが逆転には至らず、20対25でゲームセットを迎えた。
非常に残念な結果ではあるが、スターティングメンバーの半数以上が2年生というチーム構成であり、この東海総体に出場できたことは、彼らにとって貴重な経験になったことと思う。
今大会は人数制限があったものの、保護者観戦が許可された。おかげで多くの保護者さんに生徒の勇姿を見ていただくことができた。大会関係者の皆様に感謝申し上げます。
男子:海星高校
まずはじめに、コロナ禍で今大会を開催していただきありがとうございます。また、しばらく難しかった有観客への踏み切りも誠に感謝致します。
試合結果としては1回戦敗退。第1セット序盤、自チームからサーブミスを立て続けに出してしまい苦しい展開に。中盤、声をかけあう場面が増え、らしさが出てきたところでセットを落とす。
第2セット中盤、16-13で海星高校がリードしていたが、序盤から単調な攻撃が多く、終盤で相手に主導権を握られる。終始、らしさが出せない試合展開となった。大垣日大高校のディフェンシブルかつミスの少ないチームに敗戦を喫した。
1回戦敗退となったが、海星高校としては大変貴重な経験をさせていただきました。らしさを常に発揮するために、技術面だけでなく、生活面でも当たり前のことを当たり前にする、また細かいところにもこだわるなど、そういったことを今後意識して取り組み、次のステージに繋げていきます。今後とも宜しくお願い致します。
女子:三重高校
今大会は20名までの保護者応援の入場が許可されました。応援の後押しもあって、準優勝という結果を残すことができました。
1回戦はシード。2回戦で、岐阜県第2代表の岐阜第一高校と対戦し、フルセットで勝利しました。準決勝は、愛知県第1代表の誠信高校と対戦しストレートで勝利。決勝戦は、愛知県第2代表の豊川高校と対戦し、フルセットの末に惜しくも敗退。最終結果、準優勝となりました。
女子:明野高校
第1セット出だし、東海総体初出場の緊張からか、つまらない失点が目立ち、前半4-13と大きく水をあけられました。しかし、ここから本来の守備力を活かし、17-20と3点差まで詰めるものの、残念ながらあと一歩及ばず、20-25で落としました。続く第2セットは、序盤4-1とややリードするも、一つのミスがきっかけで連続失点を奪われ、結局18-25とセットを奪えず、敗退しました。
一つのミスがゲームの流れを大きく変えると言うことを改めて感じた大会であると同時に、初戦敗退という悔しい思いもありましたが、一方では相手の豊川高校が、その後勝ち進み、優勝されたということを知り、平均身長160cm前後の苦しいチームでも、自分たちのバレーをしっかりやりさえすれば、ある程度戦えるという小さな自信を選手、スタッフ共に感じることができたのも事実でした。
今後につなげていきたいと考えています。