7月28日29日に行われた「第75回三重県中学校バレーボール大会」の結果です。男子は海星中学校、女子は久保中学校が6月の選手権大会に続いての優勝を飾りました。夏の県大会としてはともに初優勝となります。
　優勝した両チームのほかに、男子：津市立久居東中学校・菰野町立菰野中学校・松阪市立久保中学校、女子：松阪市立嬉野中学校・海星中学校・明和町立明和中学校の男女各4チームは、8月9日から愛知県岡崎市で行われる東海大会に出場し、全国大会を目指します。
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＜決勝戦評＞
男子
　昨年度の決勝戦と同じカードとなった男子決勝戦。連覇を狙う久居東中学校と、昨年のリベンジに燃える海星中学校の対戦となった。
　第1セット、久居東中は1点を決めるごとに全員が雰囲気を作り出しスタートダッシュに成功、粘り強いディフェンスから得点を重ねていく。海星中は硬さがみられ、流れをつかみきれない。海星中④山田が意地を見せ、19-19と追いつくが、久居東中④長山⑥八木を止めることができず、このセットは25-22で久居東中がものにした。
　第2セット、序盤はサイドアウトの応酬となったが、海星中は④山田のサーブから12連続得点。久居東中はミスも出始め、一気にゲームは進み、このセットを25-11で海星中が取り返し、勝負はフルセットへ。
　第3セット、中盤から海星中は④山田のサーブから走り始める。⑨谷の速攻やブロックでの連続得点もあり、優位にゲームを進めた。終盤、久居東中も④長山が意地を見せるものの及ばず、海星中学校が県総体初優勝を決めた。
　東海大会では県を代表する4チームが昨年に続き全国への切符を掴み取ることができるよう、健闘に期待したい。
女子
　今大会の決勝戦は、6月に行われた県選手権大会の決勝と同じ対戦となった。
　第1セット序盤は、久保中①西浦のスパイクが3連続で決まり7-2とリードする。対する嬉野中は粘りのレシーブと③山田のスパイクで追い上げを見せるが及ばず、久保中がこのセットを25-21で先取する。
　第2セットはお互い譲らないシーソーゲームとなる。久保中は②木村の力強いスパイクや④前田の効果的なスパイクで得点を重ねた。対する嬉野中は⑤セッター中川を中心としたコンビバレー、④中口のコースを狙ったスパイクで得点するが、最後は久保中がラリーを制し、25-20でセットを連取した久保中学校が、今大会の初優勝を飾ることとなった。