7月27日28日に三重交通Gスポーツの杜伊勢県営体育館で行われました、今年の夏の県大会「第76回三重県中学校バレーボール大会」の結果です。
　男女ともに海星中学校が優勝、とりわけ男子は県新人、県選手権に続いての優勝となり、年度3冠を達成しました。
　男女ともベスト4に入ったチームは、8月9日10日に岐阜県山県市で開催されます東海大会に出場し、全国大会を目指します。健闘を期待しましょう。
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＜決勝戦評＞
男子
　連覇を狙う海星中学校と8年ぶり7回目の優勝を狙う久保中学校の一戦。
　第1セットは、海星中②谷のスパイクが連続して決まり、海星中がスタートダッシュに成功する。久保中はいい形は作るもののスパイクが決めきれず、海星中17-11となる。ここで久保中は①百田の２スパイクを起点にそのまま連続してサービスエースを決め、ゲームの流れを変え始める。久保中⑩鮒田がコースをつくスパイクを決め2点差まで詰め寄るが、最後は海星中が押し切り、このセットを取った。
　第2セットは一転して久保中が終始リードする展開となる。久保中⑥湊がブロック、サーブで流れを作り、③脇も要所でスパイクを決め、流れを海星中に渡さない。海星中も終盤①松村、②谷のスパイクで追いすがるが、このセットは25-22で久保中がものにした。
　勝負の第3セット、サイドアウトの応酬となるが、終盤で海星中②谷がスパイクを打ち切り連続して得点、久保中もあと一歩のところまで迫ったものの届かず、海星中が連覇を達成した。8月の東海大会での各チームの健闘を祈る。
女子
　決勝戦は松阪・多気地区代表の飯南中学校と、三泗地区代表の海星中学校との対戦となった。
　第1セット序盤、海星中⑨宮田と②亀田のスパイクが決まり、10-5と海星中がリードする。対する飯南中は①角屋と③北原の両エースを中心にした攻撃と②セッター北井のブロックなどで得点するが、このセットは25-16で海星中が先取した。
　第2セットは第1セットとは逆に、飯南中⑥野呂、⑦斎藤を中心とした粘り強いレシーブもあり、⑤中川のサーブ時の3連続得点などで14-8と飯南中がリードする。海星中は③廣のサーブが効果的に決まり、5連続得点するものの追いつくことができず、このセットは25-21で飯南中が取り返した。
　最終セット、海星中⑥金沢のサーブや、レシーブでのつなぎもよく、7連続得点するなど17-6と大きくリードする。飯南中も全員で粘りをみせ追いすがるものの及ばず、25-13で海星中がセットを取り、嬉しい県総体初優勝を勝ち取った。