三重県高等学校バレーボール新人大会
3月8日9日に開催されました標記大会の結果です。
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<決勝選評>
男子
本大会は、1月の予選は実施できたものの、本戦は天候の影響で延期となり、厳しい日程のもと開催されることとなった。決勝戦は松阪工業と海星の試合となった。松阪工業が接戦を制し、見事な勝利を収めた試合となった。
第1セットは序盤、海星のクイックが機能せず、松阪工業が3番・12番のスパイクでリードを広げる。しかし、海星15番・2番・1番のスパイクで終盤に追いつき、26-26の接戦に。勝敗を分けたのは松阪工業12番の片手ブロック。流れをつかんだ松阪工業は3番のサービスエースでセットを奪取した。
第2セットは海星のクイックが復活し乱打戦となるも、途中出場の松阪工業7番が高打点スパイクで主導権を握る。12番の鋭いサーブと7番の得点で松阪工業が終始リードを保ち、25-17で勝利。
試合を通じて松阪工業の攻守のバランスと要所での勝負強さが光った。
女子
今大会は雪の影響で1ヶ月延期となり、3月8、9日の2日間で開催され、決勝は昨年度優勝の津商業とリベンジに燃える三重の対決となった。
第1セット、津商は昨年度からレギュラー入りしているエース①谷口を中心とした攻撃で攻めるが、お互い一歩も引かず、10‐10。しかし三重は⑫古賀の安定したサーブカットから、エース②岸本が豪快なスパイクやブロックで連続得点を重ね、18‐11 と引き離す。負けられない津商も②中西が高さを生かした攻撃で粘るが、差は縮まず、22-15。終盤、三重③福田が高い打点からの攻撃で攻め続け、25‐18 で1 セット目を先取。
第2セット、序盤から三重は⑤谷の高さとスピードのある速攻を武器に走り出し、15-5 と大差をつける。追いかける展開となった津商も粘るが、中々連続得点ができずに苦戦する。三重はキャプテン①海津の鋭いスパイクで追い打ちをかけ、最後は25-17 で2セットを連取し、三重高校が2年ぶりの優勝となった。
三重は高さとスピードだけでなく、安定したレシーブ力で今大会を制し、王者を奪還した。三重だけでなく、三重県代表として戦う4チームの東海大会での活躍を期待したい。