第72回東海高等学校総合体育大会
6月21日にAGF鈴鹿体育館で開催されました標記大会に出場したチームからの報告です。
<男子>
松阪工業
1回戦 2(25-18,25-20)0 大同大大同(愛知)
2回戦 0(23-25,23-25)2 県立岐阜商業(岐阜)
1回戦は大同大大同高校戦。序盤からスパイク、ブロックなどが決まり、終始主導権を握りながらゲームを進めることができた。1、2セットともに苦しい場面もありながら全員で我慢のバレーができ、セットカウント2-0で勝利することができた。
2回戦は県立岐阜商業高校戦。終始一進一退の攻防が続き、両エースの打ち合いとなる。自分たちのバレーができ、リードする場面もあったが、最後は相手にディフェンス面で粘られ、押し切られてしまった。1つのミスが流れを大きく変えてしまうような、1点の重みを改めて痛感した試合であった。
地元開催であった今大会に、力及ばず敗戦した結果に大変悔しい思いが残った。運営に携わっていただいた県内役員の方々に感謝するとともに、地元チームにご声援を送っていただきました皆様にお礼を申し上げたいと思います。
四日市工業
1回戦 1(25-22,17-25,13-25)2 愛工大名電(愛知)
地元AGF鈴鹿体育館での開催となった。東海地区各県から県総体3位以上のチームが出場するトーナメント戦となっており、非常にレベルの高い試合となっている。三重県3位の四日市工業高校は、愛知県2位の愛工大名電と対戦することとなった。
第1セットは、一進一退の攻防を繰り広げ、中盤から終盤にかけて、サーブで相手を崩し連続点を取得、四日市工業高校がセットを取った。第2セット、愛工大名電は途中出場のオポジットの選手のライト側からの攻撃や、長身のミドルブロッカーのクイックで得点を積み重ねて、セットを奪い返した。第3セットは、スタートから愛工大名電のサーブが走り、序盤からリードを重ね、そのままの勢いでセットを取得。四日市工業はセットカウント1-2で敗退した。
3月に開催された東海選抜大会では、セットカウント0-2で敗退しており、実力の差を痛感したが、今回、愛工大名電にセットを取得できたことは、高く評価されるところではある。全国でも有数の強豪校である愛工大名電の2セット目以降の戦術や対応力の高さは、今後、四日市工業高校がどのようなプレーを目指したらよいか、課題がはっきりとした大会となり、有意義な結果となった。
<女子>
津商業
1回戦 2(27-29,25-21,25-22)1 三島南(静岡)
2回戦 0(18-25,23-25)2 岐阜第一(岐阜)
一回戦、二回戦ともに、サーブで崩せば何とかラリーができるような形で、きれいに攻められるとブロックも機能せずにほとんど対応できずであった。サービズエースや相手ミスに助けられ、なんとかセットをものにするような内容。1回戦では、最終セット終盤にピンチサーバーで出た1年生・佐々木の2本連続サービスエースの活躍でものにできた。
下級生が多い中で、一つ一つのプレーの質、そのプレーに対する心構えなど課題が多く得られた大会となった。
宇治山田商業
1回戦 1(23-25,25-21,21-25)2 駿河総合
1回戦の相手は3月の東海選抜でも対戦し、接戦で勝利した相手だったので、ラリー負けしないように練習して臨んだ。序盤からサーブで揺さぶられ、レシーブの良さにレフト攻撃が思うように決まらず苦しい展開だったが、それでも得意とするの速い攻撃や、ミドル陣のブロックで粘り、フルセットに持ち込んだ。第3セットも序盤リードされ、中盤で追いついたものの、最終的には自分たちのミスから取り切れず敗退となった。自分たちの力を出し切ることの難しさを改めて痛感した試合となったので、この経験を無駄にせず次に繋げたい。
また、地元開催ということもあり、多くの方に応援していただいたことに感謝したい。