第23回三重県スポーツ少年団バレーボール交流大会
9月15日に開催されました標記大会の結果です。
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01【スポ少】 最終結果_070915
<決勝戦評>
男子
決勝戦は、全国大会でベスト16の海蔵と、優勝を狙う阿山との対戦となった。
第1セット序盤、阿山は②西澤の高い打点からのスパイクで果敢に攻めるが、海蔵は③小垣内のスパイクとサーブでリズムを掴み、得点を重ねてテクニカルタイムアウトを11-6で迎える。その後、阿山は⑤佐田の強烈なサーブを武器に14-12と迫るも、海蔵が流れを渡さず、第1セットは21-16で海蔵が先取した。
続く第2セット、巻き返しを図る阿山は、②西澤のブロックとサーブで海蔵のレシーブを崩しにかかる。しかし、海蔵は①田崎のサーブなどで再びリードを広げ、テクニカルタイムアウトを11-6で折り返す。後半も阿山は②西澤のスパイクを中心に反撃を試みるが、海蔵は⑤岡本の好レシーブや②上田の力強いスパイクが冴え 第2セットも21-11で海蔵が制し、ストレートで勝利を収めた。
阿山は②西澤を中心に、要所で光るレシーブやスパイクを見せ健闘した。一方海蔵はエース④吉村が怪我で出場できないというアクシデントを抱えながらも、安定した試合運びで見事優勝を果たした。
女子
決勝戦は天白と桑名が激突。両エースによる意地と意地のぶつかり合いが繰り広げられた。
第1セット序盤から天白④池田の巧みなフェイントや連続サービスエースで流れを引き込み、前半を11-3と大きくリード。中盤以降も更にリードを広げるも、タイムアウトを機に桑名が落ちつきを取り戻す。④丸山の高さを活かしたライト線へのスパイクが効果的に決まりだし、18-13まで追い上げをみせるも、序盤のリードが功を奏し、天白が1セット目を先取。
第2セットも序盤から天白が流れを引き込む。⑤藤田、①南を起用した多彩な攻撃で前半を11-5で折り返す。中盤、桑名が息を吹き返し、④丸山のブロックポイントとスパイクで追い上げにかかるも、天白③内山がライト線への鋭いスパイクを攻略し、ナイスレシーブでチームの士気を高める。それに応えるかのように天白のエース④池田が渾身のストレートを見せかと思えば、インナーへの鋭いスパイクを放つなど、エースとして躍動。第2セットも天白が制し、新人、夏の県大会に続き、見事に優勝を遂げた。
池田、丸山両エースの大車輪の活躍は決勝戦に相応しい見応えのあるゲームであった。