令和8年度全国中学校体育大会 第56回全日本中学校バレーボール選手権大会
今年度の中学校全国大会に三重県から唯一出場した津市立久居中学校からの報告です。
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<大会所感>
津市立久居中学校
久居中学校として23年ぶりとなる全国中学校体育大会(全中大会)参加となりました。今大会はクラブが15チーム、公立中学校が12チーム、私立学校が9チームの参加という、時代の流れを色濃く反映した参加チーム構成でした。
予選グループ選では長崎県のIsahaya United Kings(IUK)と対戦しました。 強豪がひしめく九州ブロック第1代表ということもあり、力強い攻撃だけでなく、粘り強いディグにも目を見張るものがありました。久居中学校も高さでは劣らないものの、サーブで崩される場面やオフェンスでの失点が多く惜敗しました。
同じ予選ブロックで敗者戦にまわってきたのは、中国ブロック第3代表の山口県・高川学園中学校でした。高川学園は中国ブロックでは全中大会常連校です。指導者同士もご縁があり、敗者戦で出会うことを互いに悔しがりながら挑んだ試合でした。ブロックと高さを武器にしている久居中も善戦し、高川学園をリードする展開もありました。しかし、東海総体同様、自チームのミスの多さが目立ち、0-2で惜敗しました。
結果は予選敗退でしたが、3年生12名全員がコートに立つ経験ができました。また、他の参加チームとは違い、中学校からバレーボールを始めた選手も擁するチームとしては、善戦した試合でした。
23年ぶりの全中大会出場に加え、25年前と同じ広島全中、25年前と同じBコートで試合ができたことの源にあるのは「ご縁」です。指導者自身も27年間の部活動指導の中で、たくさんの方々との「ご縁」をいただきました。チームとしても、特にこの1年間は、多くの「ご縁」によって、カテゴリーを超えた県内指導者の皆さんのサポートの他、県外の先輩指導者の皆さんによるテクニカルサポートを受けることができたことも大きいと感じています。東海総体同様に、「参画」「自走するチーム」「選手間コーチング」「ボディーコントロール」「マインドセット」というキーワードによる実践の継続は、全中大会において結実しました。戦術的にも「バンチリード」「スイングブロック」「トータルディフェンス」に関しては、同大会出場指導者からも「自分の地方でここまでブロックに取り組んでいるチームはいない」というお褒めの言葉もいただきました。
最後に、本大会を以って津市立久居中学校男子バレーボール部の歴史に幕を閉じます。25年前の夏、広島グリーンアリーナBコートに立った卒業生達が、2001年度の保護者の皆さんが制作した朱色の横断幕と後輩の雄姿を見届けに来てくれたこと、当時大会出場の和田吉雄監督をはじめたくさんの指導者が見守って下さったこと、地元津市久居の地域の人々・卒業生のサポート、盛大に大会を開催してくださった広島県関係者・(公財)日本中体連関係者のご尽力、選手保護者のご支援、そして、純粋な地元津市の中学生として久居中学校に入学し、男子バレーボール部を選んでここまで連れてきてくれた選手たちとの「ご縁」に対し、久居中学校男子バレーボール部最後の監督として感謝申し上げます。