第51回三重県中学生バレーボール選手権大会 結果
6月12日(土)13日(日)三重交通Gスポーツの杜伊勢で行われた、今年度最初の中学生県大会の結果です。男子は津市立久居東中学校、女子は亀山市立亀山中学校がともに初優勝となりました。女子の亀山中学校は、新人大会に続いての優勝です。
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<決勝戦評>
男子
新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった本大会は、8度目の優勝を狙う松阪市立久保中学校と、初優勝を狙う津市立久居東中学校の対決となった。
第1セット序盤は、両チームともにレフトからの攻撃が決まり、サイドアウトを重ねていく。均衡が破れたのはWTO前後、久居東①エースが連続でスパイクを決め、WTO後には②の連続サービスエースで差を広げた。その後も久居東は攻撃の手を緩めず、優位に試合を進め、第1セットを先取した。
第2セットは、第1セットの勢いそのままに、久居東中は連続でブレイクを奪い、リードする。レフトからの攻撃だけでなく、ライト攻撃やバックアタックも有効に使っていく。しかし久保中も粘りを見せ、スパイクやブロックなどで5連続得点し、差を縮めていく。その後はサイドアウトの取り合いとなるが、追いつきたいところでのサーブミスで、久保中は追いつくことができない。最後は、久居東中の①エースのスパイクがクロスに打ち込まれ、セットが終了。久居東中が初優勝を達成した。
女子
今大会の決勝戦は、亀山市立亀山中学校と松阪市立東部中学校の対戦となった。両チームとも、選手権大会の初優勝をかけての戦いとなる。
第1セット序盤、松阪東部中④永崎のスパイクと⑤宮下のサーブが効果的に決まり、10-3と松阪東部中がリードする。しかし、亀山中は④内田のサーブで相手を崩し、そこから得意のコンビバレーを展開し6連続得点、14-14と追いつく。その後流れは一気に亀山中に傾き、このセットを先取した。
第2セットも亀山中の流れは続き、①片岡のサーブが走り7連続得点するなどでリードする。松阪東部中も粘って13-10でWTOとなるものの、その後も亀山中の流れは止まらず、松阪東部中も①池田のスパイクで応戦するが、最後は亀山中⑤薮内がスパイクを決め、亀山中が連取、選手権大会は初優勝だが、新人大会に続いての優勝を果たした。