三重県中学校総合体育大会結果

 7月30日・31日に津市産業・スポーツセンター(サオリーナ)で開催されました標記大会の結果です。
 男子:海星中学校は3連覇を達成しました。海星中学校は1月の新人大会、6月の選手権大会も優勝しており、東海大会でも上位進出に期待できます。
 女子:飯高・飯南中学校は、6月の選手権大会に続く優勝、夏の大会では合併後として嬉しい初優勝となりました。
 なお、ベスト4になった男女それぞれ4チームは、8月9日・10日に同じ会場で行われます東海大会に進出、全国大会出場を目指します。各チームの健闘を期待します。
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<決勝戦評>
男子

 3連覇を目指す海星中学校と、初優勝を目指す山手中学校の、同地区対決となった。
 第1セット序盤は、海星④藤井の緩急織り交ぜたスパイクが決まり、13-5とリードを奪う。中盤以降、山手中は④平野の高さのあるスパイクで応戦するが、海星中は効果的なサーブからのブロックで得点を重ね、終始流れを渡すことなく25-12で第1セットを先取した。
 第2セット序盤は、エースの打ち合いとなり一進一退の攻防となったが、海星中のブロックが決まり始めると、①川北の巧みなトスワークからのクイックなどもあり、海星中がリードを広げていく。最後はスパイクを決めた海星中がこのセットも取り、3年連続3回目の優勝を飾った。
女子
 決勝戦は、6月の選手権大会に続く優勝を狙う飯高・飯南中学校と、昨夏に続く大会連覇を狙う海星中学校との対戦となった。
 第1セット、飯高・飯南中は②安達がセンターから、海星中は①紙野と④内田がレフトからそれぞれ広角に打ち分けて得点していく。中盤まで10-10と、両者譲らない展開だったが、2週目のローテーションから、飯高・飯南中③野呂のトスワークが変化、④齋藤のレフト平行や①佐々木のセンター裏からのスパイクなどが要所で決まりだし、優位に試合を進める。結局このセットは25-21で飯高・飯南中がものにする。
 第2セット、海星中は両エースに加え、③佐藤・⑦宮崎の攻撃も絡めながら得点していくが、中盤になると、飯高・飯南中③安達が相手スペースを的確につく攻撃で4連続得点し、12-7とリードする。しかし終盤、海星中が④内田のスパイクと2本のサービスエースで19-18と逆転する。20点を超えると、1点を取り合う展開となるが、最後は飯高・飯南中①佐々木の連続スパイクが決まり、26-24で飯高・飯南中がセットを連取、選手権大会に続き二冠を達成した。
 この2か月で各チームともレベルアップが見られ、特にスパイクやブロックの力強さや丁寧さが際立った。ベスト4に入った各チームの、東海大会での健闘を祈りたい。