第31回東海高等学校バレーボール選抜大会 結果

 3月15日16日に愛知県で開催されました標記大会の結果です。
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<大会所感>
男子
松坂工業

 グループ戦1試合目、名古屋たちばな戦。出だしから硬さが見られ、なかなか自分たちのペースで試合を運ぶことができない。混戦から抜け出すことができないままデュースとなり、最後は自分たちのミスで第1セットを失うこととなる。第2セット以降は課題を修正し、スパイクやブロックも要所で決まりだし、終始自分たちのリズムでバレーをすることができてこの試合を勝利した。2試合目の岐阜工業戦もサーブやスパイク、ブロックなどしっかり攻めることができ、難なく勝利した。3試合目の静清戦は一進一退の好ゲームとなり、レシーブやサーブポイントなど、互角の戦いとなる。フルセットまでもつれ込む試合となり、両エースの打ち合いとなったが、最後は攻守に粘られ悔しい敗戦を喫した。結果、2勝1敗でAトーナメント進出となった。
 Aトーナメント1回戦、浜松修学舎戦。個人スキルの高い選手が揃うチームなだけあって、終始相手の巧みなプレーに翻弄されてしまう。自分たちのバレーが展開できる場面もあったが、相手の精度の高い技術に阻まれ、流れを掴みきるところまではいかなかった。粘られる相手に自分たちのミスが先行し、終始相手ペースとなり惜敗した。悔しさは残るが、大変収穫の多い大会となった。
四日市工業
 県大会が大雪のため延期となり、東海選抜大会の1週間前に開催され、コンディションが難しい大会となった。東海選抜大会は、予選グループ戦は各県の1位から4位のチームの総当たりグループ戦となっており、非常にレベルの高い試合が期待できる。県岐阜商(1位)・大同大大同(2位)・清水桜が丘(4位)と対戦し、愛知県2位の大同大大同戦では、選手の力を十分に発揮できたゲームとなった。岐阜1位の県岐阜商、翌日の決勝トーナメント1回戦では愛知1位の愛工大名電と対戦し、力の差はまだまだ感じたものの、今後、どのようなプレーを目指したらよいか、課題がはっきりとした大会となり、有意義な結果となった。
海星
 1日目のグループ戦、愛工大名電高校(愛知1位)・聖隷高校(静岡3位)・岐阜聖徳高校(岐阜4位)と行なった。聖隷戦では、第1セットは競ったものの、ストレートで敗退した。岐阜聖徳戦では、自分たちのペースでいき、ストレートで勝利した。愛工大名電戦では、高さとパワーで押し切られ、ストレートで敗退した。Bトーナメントに駒を進めた。                                           
 2日目のBトーナメントでは、1回戦(岐阜工業高校)はいいリズムで勝利した。続く2回戦(たちばな高校)では、競った場面で取り切れず、ストレートで敗退した。
 三重県は新人戦の日程が延期になり、東海選抜大会が連続してある中、実りある大会に参加できたことに感謝します。
松阪
 予選グループ戦では翌日の決勝トーナメントの決勝を争うことになる浜松修学舎(静岡1位)と星城(愛知3位)との対戦と対戦がありました。どちらも全国大会常連校であり、対戦を楽しみに試合にのぞみました。結果は力の差をまざまざと見せつけられ、完敗の試合展開でした。全国区のチームのレベルを体感することができ、良い刺激となりました。何とか勝利をと臨んだ予選グループで対戦した日大大垣戦と、翌日の下位トーナメント1回戦で対戦した大同大大同戦においては、持ち味である高さを活かしたブロックや攻撃が機能し、どちらに転ぶわからない展開まで持ち込めましたが、どちらの試合も勝負所で、攻撃のリズムにズレが生じ、得点を奪い切れず、敗戦となりました。
 県外大会初勝利を目指した大会でしたが、目標達成は次回に持ち越しとなりました。今回の経験を、インターハイ予選に繋げたい。
女子
三重

 予選リーグ戦では、終始ペースを握りながら試合展開することができた。レフトを中心とした攻撃で得点を重ね、1位通過で決勝トーナメント戦に進出した。                                                                         
 トーナメント準々決勝で豊橋中央高校、準決勝で豊川高校と、ともに愛知県のチームと対戦した。相手エースなどの攻撃で崩されたが、自チームのサーブが走り、さらにミドルブロッカーの速攻を交えた攻撃で得点を重ね、ストレートで勝利した。                                            
 決勝では富士見高校と対戦し、三重高校はエースを中心に果敢に攻めたが、富士見高校のスピードあるジャンプサーブや、ミドルブロッカーの移動攻撃、レフトエースの強打などで攻められ、さらに自陣のサーブミスなどの失点が響き、流れを持ってくることができず、敗戦となった。
宇治山田商業
 予選リーグ初戦の豊川は、序盤からリードし順調な滑り出しであったが、追いつかれてからなかなか自分たちのペースが取り戻せず逆転負け、2試合目の済美戦もその雰囲気のまま第1セットは全く自分たちのやりたいことができず、第2セットでやっと自分たちの動きを取り戻したものの、最後を取り切れずにストレート負けとなった。3試合目の駿河総合戦は気持ちを切り替え、序盤から笑顔でいつもの雰囲気を作り、得意のコンビや粘りでデュースをものにし、第2セットもこだわって練習してきた終盤を取りきって勝利した。                                
 リーグの中で1勝が3チームあったため、セット率で下位トーナメントとなり、1回戦は静岡2位の三島南と対戦。第1セットはラリーを我慢できずに落とすポイントが重なり先取された。第2セットは逆にその我慢から取ったものの、第3セットを落とし敗退となった。                                             
 県予選から1週間しかなく、準備や体の回復も万全ではない状態で初めての東海大会は非常に厳しかったが、選手たちは本当によく頑張ったと思う。自分たちの実力や課題を知り、多くの学びがあったので、春の大会に向けてまた全員で頑張りたい。関係者をはじめ多くの方々に応援していただき、心から感謝している。