全日本6人制クラブカップ女子選手権大会結果

<予選4組>
KVA-LINK 0(10-25,11-25)2 Elephant(山梨)
      0(16-25,14-25)2 松見クラブ(茨城)
<予選7組>
志摩クラブ 2(25-0,25-0)0 Glanz(和歌山)*不戦勝
<予選10組>
Lia’s 1(24-26,25-16,15-25)2 annex(千葉)
    1(15-25,26-24,20-25)2 埼玉クラブ(埼玉)
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<大会所感>
志摩クラブ

 予選リーグを不戦勝で抜け、決勝トーナメント進出。決勝トーナメント1回戦は高さの「バサジィ大分」、過去に敗れた経験からリベンジを誓って試合に臨んだ。序盤から緩急のある攻撃で得点を重ね、リードをキープしたまま1セット目を先取。2セット目は相手エースのジャンプサーブやスパイクで崩され落としたが、3セット目では阪田のブロックから流れを引き寄せ、志摩らしく気持ちで繋ぐバレーを展開し勝利した。2回戦の京都「彩」との対戦は、危なげなく勝利し、志摩クラブとしては13年ぶりのベスト8進出を決めた。                                     
 準々決勝では、第1シードの「CLUBEHIME」と対戦。1セット目から相手の弱点を突いた攻撃を重ね先取。2セット目は、序盤リードを許し、相手を追う展開となったが、得意の粘りで相手のミスを誘い、最後はエース加藤が決めてベスト4進出を決めた。
 準決勝の「カノアラウレアーズ福岡」戦は、ブロックを軸としたディフェンスと、緩急をつけた攻撃に揺さぶられ、リードしながらも逆転負けとなった。しかし、最後まで諦めずに全員バレーで戦い抜くことができた。
 コロナ禍で久々に全国大会が開催されたことに感謝するとともに、大学生やVリーグを目指すチームの中で、結成50年、年齢も職業もバラバラのクラブチームが全国3位という成績を果たせたことを誇りにし、今後もチーム全員で頑張っていきたい。
Lia’s
 Lia’s初めての全国大会は、予選リーグ敗退という結果になりました。
 初戦のannexのことはYouTubeを見て戦略を考えていましたが、少し固く、序盤リードされました。中盤以降、自分たちの拾ってつなぐバレーができ始め、24点を先にとりあと1点でセットをとれたのですが、残念ながら逆転されてしまいました。しかし、第2セットは終始自分たちのバレーができ、セットを取ることができたものの、第3セットは相手にリードを許してしまい、そのまま逃げられ、初戦を取ることができませんでした。
 敗者復活戦は、第1セットで相手の攻撃についていけず落としましたが、第2セットは離されることなくついて行って取り返すことができました。しかし、第3セット途中でけが人が出てしまい、戦力ダウンとなりましたが、チーム全員で粘ることはできましたが、力及ばず敗退となりました。
 5月に「全国大会出場」という目標を達成しましたが、全国で戦う準備ができませんでした。残念ながら大会直前にコロナ感染者、濃厚接触者が出たことで、十分な練習ができずベストメンバーで臨めませんでした。来年全国大会に出場することができたら、まずは予選突破を目指してやっていきたいと思います。
KVA―LINK
 グループ戦1試合目に対戦した山梨県代表のElephantは都留文科大学所属の若い選手やOBが中心となったチーム。今年度チームを発足させたKVA―LINKには、まだまだ試合でリズムを作る余裕がなく、相手チームのペースで試合が展開した。相手のサーブにも揺さぶられ、サーブキャッチが安定せず、なかなかこちらの思った攻撃がさせてもらえなかった。最後まで、エースアタッカーの攻撃をブロックで攻略することができなかった。                                            
 グループ戦2試合目に対戦した茨城県代表の松見クラブはベテランの選手と若い選手でバランスよく構成されたチーム。こちらも試合慣れをしている感があり、サーブの強弱をうまく使い、レシーブを崩される場面があった。後半には、速攻の攻撃も使われ、チームとしてのブロックの課題があらためて浮かび上がった。                                                                             
 KVA―LINKとしては、今大会に参加させてもらいとても貴重な経験となった。今後は各選手・チームとしての課題を克服し、三重県のバレーボールに少しでも貢献できるよう取り組んでいきたい。