第51回三重県中学生バレーボール新人大会
1月21日(土)22日(日)県内各地で行われました中学生の新人大会の結果です。男女ともに海星中学校が優勝しました。海星中学校とともにベスト4に入った男子:菰野町立菰野中学校・いなべ市立大安中学校・川越町立川越中学校、女子:津市立久居東中学校・松阪市立飯南中学校・松阪市立嬉野中・飯高中学校の男女それぞれ4チームは、3月開催予定の「東海ブロック中学生バレーボール新人大会」に進出します。東海での健闘を期待するとともに、夏に向けてすべてのチームのこれからに期待しましょう。
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決勝戦評
<男子>
新チームとして初めての県大会となる三重県新人大会は、3年ぶりの優勝を狙う海星中学校と初優勝を狙う菰野中学校の、北勢地区対決となった。
第1セット、序盤は両チームとも良い雰囲気でゲームに入り、一進一退の攻防がみられた。均衡を破ったのは菰野中エース①亀田の連続サービスエース。そこでリードを奪った菰野中は、コンビを使い試合を優位に進める。しかし海星中もサーブで相手を崩し、ゲームを作っていく。そのまま終盤、菰野中がリードして20点を迎えるが、海星中②谷が踏ん張り、海星中が逆転に成功、このセットを先取する。
続く第2セットは、第1セットの勢いそのままに海星中が終始リードしてゲームを進める。菰野中は打開するチャンスを伺いつつサイドにトスを集め攻撃していく。その攻撃がうまく決まり、徐々に差を詰め、終盤22-21と海星中がわずかにリードする大接戦となる。両チームとも、エースにボールを託し勝負を決めにいく。最後は菰野中のスパイクを海星中がブロックでワンタッチを取り、①松村のスパイクが決まり、海星中学校が県新人大会2度目の優勝を決めた。
3月にはこの2チームも含め、ベスト4の大安中学校・川越中学校の4校が東海大会に挑む。4チームの健闘を願っている。
<女子>
本大会決勝戦は、北勢地区1位の海星中学校と中勢地区1位の津市立久居東中学校の対戦となった。
第1セット序盤は海星中⑨宮田②亀田のサービスエースで優位に試合を進める。その後も海星中はサーブで久居東中のレシーブを乱し、エースのスパイクに対してもブロックが効果的に決まり、15-6と大きくリードする。久居東中も①岸本のスパイクで追い上げるものの、このセットは海星中が25-13で先取した。
第2セットは、久居東中①岸本のスパイクや⑤野澤のレシーブが光り、8-3と久居東中がリードする。しかし、海星中は⑨宮田②亀田の両エースのスパイクで徐々に差を詰め、中盤になると⑩紙野の3連続サービスエースで逆転に成功する。その後、久居東中は②中西のスパイクなどで対抗するものの、最後は25-20で海星中学校がこのセットも取り、セットカウント2-0で海星中学校が初優勝を飾った。