第29回 東海高等学校バレーボール選抜大会 結果

 3月18日19日に岐阜県で行われた高校の東海選抜大会の結果です。女子で、三重高が準優勝、津商業が第3位となり、男子では松阪工業が第3位となっています。。
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女子:三重高校 準優勝
 1日目のリーグ戦では豊橋中央高校、サレジオ高校、済美高校にストレートで勝利し、グループ1位で、2日目の決勝トーナメントに進出しました。
 準々決勝では、岐阜県代表の岐阜第一高校と対戦し、ストレートで勝利しました。準決勝の誠信高校との試合では、第1セットを取られたものの、第2セット、第3セットと勝ち切り、決勝戦に進出しました。  
 決勝戦は、愛知県の人環大岡崎高校との対戦でした。フルセットの末、惜しくも敗退し、準優勝となりました。
女子:津商業 第3位
 すべての試合を通して、持ち前のレシーブ力を発揮し、幾度となく苦難を乗り越え成果を収めることができました。出場チーム中、一番小さいチームでしたが、格上のチームに果敢に攻めることができ自信にもつながりましたし、もちろん課題も多く見つかった大会となりました。     
 コロナ禍のため4年ぶりの開催となりましたが、こういった大会が行われることで得られる経験があります。開催してくださった関係者、および運営してくださった岐阜県の方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
男子:松阪工業 第3位
 1日目の予選リーグ戦を2勝1敗とし、1位で2日目Aトーナメントに進出した。
 2日目は上位8チームによるトーナメント戦。準々決勝は愛知の大同大大同と対戦した。第1セットは、出だしから一進一退の展開になるが、中盤以降、相手のコンビバレーに苦しめられ、また相手の攻守に阻まれ思うように得点できずに、22-25でセットを落とした。第2セットは序盤から自分たちの拾って繋ぐバレーができ、リズムよく試合を進めることができた。終始リードを保ちながら25-20で奪い返した。最終第3セットも第2セットからの勢いそのまま、相手を圧倒し、25-15で勝利した。続く準決勝は準々決勝と同じ愛知の愛工大名電。第1セット、お互い好レシーブの連続で一進一退の引き締まった展開となるも終盤1点が届かず、25-23でセットを落とした。第2セット、第1セット同様お互いエースの打ち合いで好ゲームの展開となったが、終盤相手のレシーブの粘りに自分たちにミスが出てしまい点差を広げられてしまう形となった。そのまま25-20で逃げ切られてしまい、悔しい敗戦を喫した。3位と悔しい結果ではあるが、大会通してたくさんの課題が見つかり、大変収穫の多い大会であった。
男子:海星
 三重第2代表として、4年ぶりの東海選抜大会に出場し、結果としてBグループトーナメントを優勝という形で無事に終了しました。こういった大会を通じて、各校の強さを体感し、本校として実りある大会にできたことは、関係者のみなさまをはじめ、運営していただいた岐阜県の方々に感謝致します。
 自チームの課題としては、自分たちのやらないといけないことにフォーカスして、取り組んできました。その中で課題を見つけることができ、現在地も明確になりました。                                           
 次の大会に向けて、課題克服に一生懸命取り組んでいこうと思います。
男子:四日市工業
 コロナウイルス感染症による大会の中止で、開催が4年ぶりとなった。保護者の応援も30名まで可能となり、例年の大会と比べて華やかな部分が復活した。                                           
 四日市工業高校としても4年ぶりの出場となった。予選グループ戦1戦目は、静岡県2位の静清高校と対戦したが、大舞台での緊張から、ミスを連発し、敗退した。2戦目は、愛知県1位の愛工大名電と対戦したが、終始、全国上位のレベルの高いプレーに圧倒され敗退した。3戦目は岐阜県4位の大垣日大と対戦し、第2セット、四工の粘りのあるレシーブを武器とした長いラリーを制することができ、セットを取得したが、第3セットに再び、自チームのミスが連発し敗退した。
 予選リーグ戦を4位の結果で終わり、翌日、岐阜県2位の岐阜工業と対戦した。第1セットは、相手の攻撃をブロックで封じ、圧倒して第1セットを取得した。第2セットは、スパイクミスやサーブレシーブミスが連発し、逆転でセットを落とした。第3セットは、気持ちを切り替えて、終始リードを奪い、試合を制した。Bトーナメント準決勝では、長いラリーで粘りを見せたが、終始、海星高校のリズムで試合が進み、そのまま敗退した。
男子:津工業
 三重県の第4代表として本大会に挑んだ。過去3大会が新型コロナウイルス感染拡大のために中止となり、久しぶりの大会開催となった。選手にとってはこれが初めての東海大会出場となることから緊張した面持ちも垣間見られた。大会全体を通して、序盤から連続失点を繰り返し、何とか得点に繋げてもサーブミスやスパイクミスなど自滅点が多く見られ、思うようにリズムに乗れずに攻撃も単調となったところを相手に対応された。色んな課題が浮き彫りになった大会であり、また他県のプレーを間近で見られたことは彼らにとっても貴重な経験となった。