三重県高等学校バレーボール春季大会 結果
4月26日27日に開催されました標記大会の結果です。
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<決勝戦評>
男子
男子の決勝は、第1シードの松阪工業と、第2 シードの海星の対戦となった。
第1セットは、いきなり松阪工業⑫番のサーブポイントでのブレイクで始まったが、海星高校は①番のライト攻撃でサイドアウトを取り、その後は6対6まで両チームがサイドアウトを取り合う展開となった。松阪工業は⑥番のサーブ時に⑩番のブロック、②番の時間差攻撃、⑫番のサイド攻撃と3連続ブレイクで9対6とし、さらに⑩番のサーブ時に海星の3連続ミスで15対9と6点差をつけた。海星は⑬番のサイド攻撃や③番のダイレクトスパイクでサイドアウトを取り、⑬番のサーブポイントで17対13としたが、連続ミスで19対13と6点差に戻してしまった。ここから両チームともサイドアウトを取り合い22対16となり、松阪工業が③番のブロックで23対16とした。海星は①番がライト攻撃でサイドアウトを取り、更に①番がもう1本ライト攻撃を決め23対18としたが、松阪工業は③番がレフト攻撃でサイドアウトを取り24対18とすると、最後は⑤番が左手でスパイクを決め、松阪工業が25対18で第1セットを先取した(松阪工業のブレイクは11 点、海星のブレイクは3点)。
第2セットは、松阪工業の②番の時間差攻撃が決まり、海星の連続ミスで3対0となった。海星は①番のライト攻撃でブレイクを取り3対2としたが、その後はなかなかブレイクが取れない展開となった。対する松阪工業は③番のレフト攻撃で確実にサイドアウトを取り、⑫番のレフト攻撃や⑩番のブロックでブレイクを取り8対4とした。更に松阪工業のサーブ時に海星にスパイクミス等が出て15対7となった。勢いが増した松阪工業は、③番のサーブポイント、⑫番のレフト攻撃、⑩番のAクイックでブレイクを取り22対12と10点差をつけた。海星は⑫番のレフト攻撃でサイドアウトを取ったが、松阪工業は⑩番のブロックで23対13とし、最後は海星のミスと③番のレフト攻撃で連続ブレイクを取り、25対13で第2セットも取り(松阪工業のブレイクは13点、海星のブレイクは2点)、セットカウン2対0で松阪工業が優勝した。
女子
今大会は新1年生も加入し、前大会と比べさらに活気づいた大会となった。決勝戦は、3月の新人大会で第一シードの津商を倒し、王者になった三重高校と、そのリベンジに燃える津商業高校との対決になった。
第1セット、三重③岸本の連続サービスエースから試合は始まり、その勢いのまま高さのある攻撃を繰り広げ、一気に10-4と引き離す。津商も①谷口が3年生の意地をみせ、武器であるジャンプサーブでノータッチのサービスエースを決めるが、三重⑦福田の力強いスパイクや④谷の速攻など安定した攻撃で点を重ね、一度もリードを許すことなく、25-20で三重が第1セットを先取。
第2セット、津商は1年生⑦今井が豪快なスパイクを叩き込み、流れを掴もうとする。しかし三重は⑫古賀の安定したディグを筆頭に拾い上げ、コートにボールを落とさない。津商は7―9と食らいつき追いつこうとするが、三重のキャプテン①海津が左を生かした鋭いスパイクで17-10と走り続け、津商にリードを許さない。最後はエース③岸本がしっかりと決めきり、第2セットを連取し、三重高校が大会10連覇を成し遂げた。
1年生の活躍も目立つ津商業だったが、昨年からさらにレベルアップした2,3年生の力を三重が見せつけ、新人大会に引き続き優勝を掴んだ。三重高校の中部総合での活躍を期待したい。