三重県高等学校バレーボール春季大会 結果

 4月27日(土)28日(日)に開催されました標記大会の結果です。
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<決勝戦評>
女子

 決勝戦は、2月の新人大会で第一シードをの三重高校を倒し、王者になった津商業高校と、そのリベンジに燃える三重高校との対決になった。
 第1セット、三重③岸本の強烈なスパイクから試合は始まり、ブロックや、スピードのあるサーブで一気に10-3と引き離す。負けられない津商は④小林のトス回しから①牧野や②姫子松が力強いスパイクで叩き込み、⑤山田の2本連続サービスエースで勢いづき、16-16と試合を振り出しに戻す。しかし三重⑤福田が高さのある攻撃で点をもぎ取り、20‐16。そのまま引き離し、25-18で三重が第1セットを先取した。
 第2セット、序盤から三重は⑦谷や⑥中田の高さをいかした速い攻撃で点を重ね、14-6と差を広げる。津商も粘り強い守備から①牧野や⑨片岡も決めきるが、三重の勢いは最後までとまらず、最後は⑧海津の鋭いスパイクで25-15となり、2セット目を連取し、三重高校が8連覇を成し遂げた。
 新人大会では津商のサーブや速い攻撃に押される展開となっていたが、自分たちの高さやスピードを生かした三重が王者に返り咲いた。三重高校の中部総合での活躍を期待したい。
男子
 男子の決勝は、第1シードの松阪工業と、準決勝で第2シードの桑名工業を破った第3シードの海星の対戦となった。
 第1セットは、最初のラリーで松阪工業が①番のレフト攻撃でブレイクを取り、次のラリーでは海星の①番がライト攻撃でサイドアウトを取り、両チームのキャプテンがチーム最初のスパイクを決めるスタートとなった。その後は松阪工業が⑦番と①番のサーブポイントなどで先行したが、海星も⑪番と⑨番のサーブポイントで追い上げ、⑪番のバックアタックで1点差に詰め寄った。海星は⑦番がサーブのローテーションで①番のレフト攻撃、⑤番のAクイック、ブロックなどの5連続ブレイクで14対10と逆転した。更に海星は①番のライト攻撃とサーブポイント、⑪番のレフト攻撃で17対12と5点差をつけたが、ここから海星にミスが続き、18対17と松阪工業が1点差まで追い上げた。海星は⑪番と①番のレフト攻撃、松阪工業は⑩番のレフト攻撃でサイドアウトを取り合い21対20となったが、ここから松阪工業が①番のレフト攻撃と海星のミスなどの4連続ブレイクで24対21と逆転した。海星も粘って24対23と追い上げたが、最後は松阪工業の①番のレフト攻撃が決まり、第1セットは25対23で松阪工業が先取した。
 第2セットは、松阪工業は⑨番と③番のクイック攻撃、⑩番のレフト攻撃でサイドアウトを取り、①番や⑩番のセンターからのバックアタック、④番のサーブポイントでブレイクを重ねた。海星は②番のレフト攻撃や時間差攻撃、⑪番のレフト攻撃、⑨番のAクイックでサイドアウトは取るもののブレイクが奪えず、12対8と松阪工業がリードした。中盤は海星が⑪番のレフト攻撃や②番のブロックで17対16と1点差に追い上げたが、松阪工業が④番のライト攻撃でサイドアウトを取り、①番のレフト攻撃、③番のダイレクトスパイクなどの3連続ブレイクで21対16と差を広げた。この後、松阪工業は②番のブロック、⑩番のレフト攻撃でサイドアウトを取り、海星は②番のライト攻撃、⑪番や①番のレフト攻撃でサイドアウトは取るがブレイクが奪えず、最後は松阪工業の⑩番がレフト攻撃を決め、25対21で第2セットも松阪工業が取り、セットカウント2対0で松阪工業が優勝した。