中学校夏の東海大会結果

 8月9日10日三重交通Gスポーツの杜伊勢体育館にて行われました、第50回東海ブロック中学校バレーボール選手権大会で、亀山市立亀山中学校が全国大会出場を決めました。
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大会所感
女子:亀山市立亀山中学校
 報告者( 松谷 芳昭 )
 県大会準優勝の悔しさを晴らすために優勝、そして全国大会へという目標で臨んだ大会であった。
 大会1日目の1回戦、2回戦は緊張からかたさの残る相手に対し、地元開催の理をいかして伸び伸びとプレーした結果、勝利を収めることができた。特に③小林の堅実なサーブカットから②上村、④下井の両エースが思い切りのいいスパイクを相手コートに打ち込み、チームの持ち味である高さを生かした攻撃を思う存分発揮した。
 大会2日目、準決勝は静岡県第一代表の新居中学校との対戦となった。相手エースの高さと上手さを併せ持った攻撃に対し、こちらも両エースの破壊力と強気のサーブで第1セットは優勢に試合を展開したものの、終盤相手のサーブに押され、セットを失った。第2セットも終始サーブで押し込まれ苦しい展開となった。終盤追い上げたものの、力及ばずセットカウント2-0で敗戦した。
 全国大会をかけた順位決定戦は、この夏、地区大会、県大会と優勝をかけて戦ってきた三重県第一代表の神戸中学校との対戦となった。お互いに手の内を知り尽くした相手ということもあり、序盤から狙いをもったサーブの打ち合い、両チームのエースの強力なスパイクの応酬となった。第1セットは序盤神戸中に大きくリードされるも粘り強く戦い、徐々に差を詰める展開。終盤ピンチサーバー⑩内田の投入から流れをつかみ逆転でセットを取ることに成功した。第2セットは序盤から一進一退の攻防が続いたが、神戸中ライトからの強烈なスパイクを①片岡、⑨山川が懸命に拾い相手に流れを渡さなかった。互いに必死でボールをつなぐ長いラリーが続いたが最後はエースが逃げずに打ち切り26-24で第2セット、そしてこの試合の勝利と全国大会への切符をつかみ取ることができた。
 優勝には届かなかったが、試合をするたびに選手が成長していくのを感じた大会であった。このような素晴らしい経験ができたことも、日々選手やチームの活動を支えてくださる保護者、この大会の運営に関わる役員並びに関係者の皆様のおかげであり、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。この大会での経験を全国の舞台でも発揮し、三重県の代表として堂々と戦ってきます。
男子:海星中学校 報告者( 林 三奈夫 )
 三重県第3代表として出場しました。1セット目はオフェンスが有効に働き先取することができました。2セット目はシーソーゲームが続きました。海星のサーブが有効な場面もありましたが、相手の裏エースの攻撃にうまく対応できずセットを落としてしまいました。3セット目はスタートでリードを許し、ボールタッチに臆してしまい自分たちのリズムを作れないまま攻めるバレーが展開できずセットを落とし、2回戦進出はかないませんでした。
男子:嬉野中学校 報告者( 金児 健吾 )
 チームとして目標の舞台であった東海大会、三重県代表として思い切って戦うことを誓い、臨みました。一回戦は、岐阜県第一代表の八幡・郡上東中学校と対戦しました。試合序盤こそ、戦い慣れた体育館でサーブが走りリードを奪ったが、中盤以降は相手チームの高さとコンビネーションを活かした攻撃、またジャンプサーブに苦戦し、セットを失った。その後は、相手チームがしっかりと実力を発揮し、力及ばずセットカウント0-2で敗戦した。優勝を飾った相手チームは、心技体とも非常に鍛えられた集団であり、対戦をする中で学ぶところがたくさんありました。
 本大会結果としては、一回戦敗退となりました。3年生を中心に地区大会、県大会、そして今回の東海大会と一戦ごとにチームは成長ぶりが感じられ、選手そして指導者にとって得ることの多い夏の大会となりました。チームは二年生選手が多く、来年もこの舞台に戻ってくることを誓い、更なる努力を重ねてくれると思います。最後に、本大会の運営に携わっていただいた全ての関係者の皆様に厚く感謝申し上げます。