三重県高等学校バレーボール新人大会 結果
2月4日5日に行われました高校の新人大会の結果です。
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<男子決勝戦評>
男子の決勝は、第1シードの松阪工業と第2シードの海星の対戦となった。
第1セットの序盤は、海星がセッター①番の巧みなトスワークからの②番を中心とした多彩な攻撃と3本のブロック、2本のサーブポイントなどで 10 対 4 とリードした。対する松阪工業は、1 年生エースの⑤番にトスを集め、最初はスパイクが決まらなかったが徐々に決まりだし、対角の④番のサイド攻撃でも得点を重ね、16 対 16 と追いついた。19 対 19 から海星のミスと松阪工業のブロックで 21 対 19 と松阪工業が 2 点リードし、海星も④番のクイックなどで 22 対 21 と追い上げたが、松阪工業が⑦番のクイック、⑤番のバックアタック、そして最後はブロックで 25対 21 とし、第 1 セットを先取した。
第2セット序盤は、松阪工業は⑤番を中心とした攻撃と④番のサーブポイント、⑪番のブロックなど、海星は②番のサイド攻撃とバックアタック、サーブポイント、④番のクイック、⑤番のダイレクトスパイクなどで得点を重ね、12 対 12 となった。ここから松阪工業は、⑤番のサイド攻撃でサイドアウトを取り、⑤番のサーブからブロック、⑤番のバックアタックで 15 対 12 と 3 点差をつけた。海星は②番と③番の攻撃で得点を重ねたが、松阪工業も⑪番の 2 本のクイックなどで得点を重ね 20 対 17 と 3 点差のまま終盤を迎えた。ここから両校のエース対決となり、海星のエース②番がサイド攻撃とバックアタックで 4 得点を上げたが、松阪工業のエース⑤番もサイド攻撃とバックアタックで 4 得点を上げ、25 対 21 で松阪工業が第 2 セットも取り、セットカウント 2 対0で松阪工業が優勝した。
<女子決勝戦評>
昨年度コロナの影響で中止となった新人大会は、2 年ぶりの開催となり、2年前と同じ、三重高校と津商業の対戦となった。
第1 セット、序盤から三重が攻めたバレーで流れを掴み、11-6 と差を広げる。一方津商も①牧野のするどいスパイクで点をもぎ取るが、三重は⑥水野や⑧森を中心とした高さを生かした攻撃で津商にリードを許さず、最後は④恒川が決め切り 25-17 で三重が第1 セットを先取。
第2 セット、後がない津商は序盤から攻め続けるが、三重は①浅川の冷静な軟打から5 連続得点を重ね、13-7。しかし、津商は⑦庄司が左を生かした力強いスパイクでブロックをはじき飛ばし、点をもぎ取る。そこから流れに乗った津商は粘りのバレーでボールをつなぎ、⑫片岡のキレのあるスパイクで 14-14 と試合を振り出しに戻す。しかし、三重の④恒川がエースの意地を見せ、強烈なスパイクを叩き込み連続得点で引き離す。お互い一歩も引かずに点を取り合うが、最後は三重がしっかりとボールをつないで 25-21 で第2 セット目連取し、一昨年度から2 回連続の優勝を飾った。3 年生が抜けプレッシャーがある中、高さを生かしたバレーで王者を守り切った三重と、最後まであきらめることなくボールをつないだ津商の東海選抜での活躍を期待したい。コロナ過での開催でありましたが、関係者の皆様のご協力に感謝いたします。