令和5年度三重県高等学校バレーボール新人大会 結果
高校の新人大会の結果です。男女とも、ベスト4のチームは、3月に三重県で開催されまする東海高等学校バレーボール選抜大会に出場します。
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<男子決勝戦評>
新チームとなり、各チームとも昨年からチームを引っ張ってきた選手を中心に溌剌としたプレーを見せた大会となった。
決勝戦第1セット序盤、松阪工業が連続得点を繰り返し、11-5とリードする展開となった。桑名工業はタイムアウト後にエース⑥を中心にサイドアウトをとり、⑧のロングサーブで反撃を行った(18-14)。終盤、松阪工業がエース①のスパイクで点差を拡げ、そのままセットを先取した(25-19)。
第2セットは桑名工業①のストレート打ちが冴え、シーソーゲームの展開となった。11-11から松阪工業は③の多彩なクイック攻撃で流れをつかみ、ラリーからの時間差攻撃等でリードを取った(18-14)。桑名工業もエース⑥のバックアタックで反撃を試みるが、最後は松阪工業エース①の高さのある攻撃により、松阪工業が今大会の優勝を決めた(25-17)。
東海選抜に出場する4校には、東海のライバルに負けず、上位リーグでの活躍を期待したい。
<女子決勝戦評>
新人大会決勝は昨年度と同じく、第一シードの三重高校と第二シードの津商業高校の戦いとなった。
第1セット、序盤からお互い繋ぎ、粘る展開となる。津商①牧野が力強いスパイクで点を取ると、⑨片岡がサービスエースを決め、流れを引き寄せるが、三重は⑧海津が左を生かしたスパイクで点数を重ね13-11と離しにかかる。しかし、津商は④小林の多彩なトス回しから正確なコンビバレーで一気に攻め続け16-18とし、そのまま引き離し20-25で第1セットを先取。
第2セット、津商④小林のサービスエースから始まり、⑨片岡がするどいスパイクで攻める。三重は⑪古賀の安定したレシーブから⑮中田や⑭谷の速攻で高さを生かした攻撃を続ける。しかし、津商は②谷口の力強いスパイクで3連続得点と流れを掴むと、津商のサーブが走り出し、15-11と引き離す。三重も必死に食らいつくが、最後は25-19で津商がセットを連取し、4年ぶりに新人大会を制した。
高さがある三重に対し、粘りと速さでチーム一丸となり戦いぬき、強さを見せつけた津商が新チーム最初のタイトルを手にした。三重代表として東海大会に出場する4チームの活躍を期待したい。